2012...

2011...

アステラス製薬
ライデン・バイオサイエンス・パークに拡張移転

アステラス製薬株式会社(本社:東京都中央区)は、オランダにあるオフィス(含む研究所)を拡張するために、新しい拠点に移転することを決め、このほど契約締結に至った。

アステラス製薬は、欧州事業の要として、4社をオランダに持ち、全体で850人を雇用している。ライダードルプ (Leiderdorp)に置いたAstellas B.V.は持株、金融の拠点。その傘下のAstellas Pharma Europe B.V.は、メッぺル(Meppel)に製造拠点を、ライダードルプには研究開発拠点を置いている。さらに、ライダードルプには、オランダ販社であるAstellas Pharma B.V. と、輸出部門であるAstellas Pharma International B.V.がオフィスを構えている。

このほど拡張のための移転を決定したのはライダードルプのオフィスと研究所で、これまでの建屋が手狭になったとして近年、移転を検討していた。オランダや近隣の候補地から選定したのは、ライダードルプから至近のライデン・バイオサイエンス・パーク(Leiden Bio Science Park)で、この場所を選んだ理由として、欧州市場における中心的位置、アクセスのよさもさることながら、これまで地元ライデン地域で培ってきた研究開発の経験や環境の蓄積が大きい。

ライデン・バイオサイエンス・パークには多様なバイオ技術企業が集まってきており、ライデン大学およびライデン大学メディカルセンター(LUMC)に加えて、ラボ専門教育を行うライデン高等技術学校も至近距離に存在する。アステラス製薬では今後数年間にさらなる拡張、発展を期待しており、そのためにも、教育レベルの高い人材を新たに求めたいとしている。これらの高度にアカデミックな環境の近くに居ること自体が、同社にとって間違いなく有利に働くとしている。

新しい研究所は、アムステルダムの建築家ファンベルケル(Ben van Berkel) 氏が設計を担当。研究所、オフィスを収容するこの建物は、サステナビリティー国際基準BREEMに合致し、建設段階で発生する温室効果ガスを通常値の約40%削減するもの。2012年末に完成の予定で、現在は数ヵ所に分散しているオフィスなどもすべて集中し、研究員、従業員総勢550人が、ライデン・バイオサイエンス・パークに移動することになる。

http://www.astellas.com

 

ライデン・バイオサイエンス・パーク(Leiden Bio Science Park)

 
メディカル・ライフサイエンス専門の国際企業や国際研究機関が60以上も集積するオランダ最大のバイオサイエンス・クラスターで、欧州のサイエンス・パークのトップ5に上げられている。周辺にも、ライデン大学理学部やライデン大学メディカルセンター(LUMC)、オランダ応用科学研究機構(TNO)クオリティー・オブ・ライフ部門、ヒューマンドラッグ研究所(CHDR)、医薬品先端研究所(TIファーマ)など、世界的な研究機関が、また、アステラス製薬をはじめセントコア(Centocor)、ガラパゴス(Galapagos)、など世界的な革新技術企業が集まっており、「サイエンス、テクノロジー、ビジネス」の中央拠点として研究開発に最適な環境を有する。

1984年の創立以来一貫して、産官学の密接な連携のもとで、専門技術者集団の効果的な育成や、収益性の高いビジネスの形成が促進、奨励されており、持続的な成長が実現している。また、インキュベーション施設から自社専用大規模用地まで、さまざまな機会と可能性をさらに幅広く提供するために、新たに36ヘクタールの大規模事業用地も開発中。

関連リンク:
ライデン大学 http://www.leiden.edu/
オランダ応用科学研究機構(TNO) http://www.tno.nl/
ヒューマンドラッグ研究所(CHDR) http://www.chdr.nl/
医薬品先端研究所(TIファーマ) http://www.tipharma.nl/

 

出所:ライデン・バイオサイエンス・パーク
http://www.leidenbiosciencepark.nl
(2010/05)