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三菱マテリアル 
オランダに大規模サンプリングセンター

 三菱マテリアル株式会社(本社:東京都千代田区)の金属事業カンパニーは、欧州地域からの金銀滓(E- Scr ap:使用済み家電や電子機器中の基板類に代表される有価金属含有スクラップのこと)受け入れを拡大するため、オランダ・ロッテルダム近郊のムールダイク(Moerdijk)に「MMM etal R ecyclingB.V.」を設立し、約30,000uの用地に総投資額約40億円をかけて、金銀滓の受け入れ・検品・サンプル採取等を行う金銀滓センター(約50人体制)を新設する。

 新会社は、三菱マテリアル90%、阪和興業株式会社(本社:大阪市中央区)10%の共同出資で、金銀滓の受け入れからサンプリングまでの業務を新設する金銀滓センターで行うことにより、買い取り評価にかかる期間の大幅な短縮を実現し、スピーディーに金銀滓を取引したいという顧客からのニーズに対応することが可能となる。受け入れヤード、サンプリング設備、試料調製設備、出荷ヤード等、最新設備を擁するセンターの建設は
まもなく着工、完成は2017年の予定。

 オランダが選ばれたのは、グローバル・ロジスティクスのハブとしての優れた物流インフラ、集荷に有利な欧州市場における地理的中心性、協力的な政府と地域社会、外資に解放的な経済・社会、有利なコスト、などが評価された結果。

 三菱マテリアルは、かねてより金銀滓の受入・処理の拡大を進めており、2016年4月にも直島製錬所の設備を増強。グループの小名浜製錬株式会社と合わせて、約14万トン/年(従来比+約3万トン)と、世界最大の受入・処理能力を有する。それに呼応して、2014年には米国内での集荷体制の強化を図り、また、今般の欧州新会社設立により、金銀滓の最大発生元のひとつである欧州での顧客サービス向上、集荷を増量することで、海外からの金銀滓の集荷を拡大。海外で集荷された金銀滓は、日本に輸送され、同社製錬所で有価金属として回収・再資源化される。

 2020年代初頭に向けて、「ユニークな技術により、地球に新たなマテリアルを創造し、サステナブル社会、循環型社会に貢献するNo.1企業集団を目指す」という同社グループの基本方針のもとで、金属事業カンパニーは、有価金属の回収・再資源化事業の拡大を通じ、社会の持続的な発展に貢献するとしている。

 

(2016/7)
Source : Mitsubishi Materials
http://www.mmc.co.jp/corporate/ja/