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アステラス製薬
オランダ工場20周年

2015年3月18日、アステラス製薬株式会社(本社=東京都中央区)のオランダ・メッペル(Meppel )工場は、その新工場で創立20周年を祝った。新しい建屋に刻まれているのは1798
年以来の長い歴史で、ウィレム・ブロカーデス氏(Willem Brocades)がメッペルで薬局を開業したことに始まる。

 アステラス社は、移植(移植後の臓器拒絶反応を防ぐ)、泌尿器科、腫瘍学、抗感染、疼痛管理および皮膚科の6つの主要な治療領域で、患者の将来を向上させることを軸にしており、オランダではライデン(Leiden)のバイオサイエンス・パークに研究開発センター、メッペルに製造工場を置いている。2012年に移転完成した近代的な研究開発センター「ミライハウス」では約400人の研究者が新薬の開発などに取り組んでいる。

 一方メッペルでは、ペニシリン系、非ペニシリン系の2つの製造ラインが分離独立して、約400人の従業員が高品質な製品を生産している。今日、アステラスのオランダ拠点は、抗生物質の世界有数の生産拠点となっている。

 3月18日、アステラス製薬の畑中好彦社長がメッペル工場に到着、全従業員に迎えられ、また賓客は工場ツアーに案内された。午後には、メッペル市中心部にある市立劇場で、メッペル市のヤン・ウェストマース(Jan Westmaas)市長はじめ、NFI Aオランダ経済省企業誘致局、NOM北部オランダ開発公社などゲスト、全従業員とその家族が招かれて20周年記念式典が開催された。賓客らの祝辞ののちには、メッペル工場の従業員が創作した「アステラス-メッペルの歌」が披露され、20周年の絆を祝い、未来へのさらなる発展を確認した。

 18世紀の薬局は、ハーブや植物由来のシロップや軟膏などの医薬品を製造する事業だった。 創業者ブロカーデス(Brocades)氏の製品の品質の高さやメッペルの戦略的な立地のおかげで同社は成長し、1880年頃には、薬剤師、医師、病院、政府機関向けに数百種類の製品を製造するようになった。1991年にはKoninklijke Gist Brocades(ヒスト・ブロカーデス)社となっていたところ、山之内製薬(現・アステラス製薬)へその医薬品部門を売却した。

 1995年10月、新しい生産施設が開かれ、1995年9月ヨーロッパ最初のOMNIC™に拠る良性前立腺肥大の治療薬を製品群に加えた。

 メッペル工場では、新薬(たとえばBETMIGA™過活動膀胱治療薬とXTANDI™ 進行性前立腺癌治療薬)が製造されている。

 

(2015/03)
Text by: Gerard Lenstra, N.V. NOM
Photo by : Tycho’s Eye Photography
Source: Astellas Europe
http://www.astellas.com/jp/