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2013出島オランダ賞
キヤノンとコベルコ建機が受賞

昨年12月12日、蘭日貿易連盟主催の夕食会で、「2013出島オランダ賞(the Deshima Netherlands Awards 2013)」の受賞企業が発表され、表彰式が行われた。
 式にはアネマリー・ヨリツマ(Annemarie Jorritsma-Lebbink)アルメーレ市長(元・副首相兼経済相)はじめ、辻優駐蘭日本大使、経済省企業誘致局長バス・プレス(Bas Pulles)、アムステルフェーン経済担当市議会議員など、蘭日の経済・投資関係の政財界関係者が多数出席して行われた。
 「2013出島オランダ賞」は、“永年(Well-established)”部門でキヤノン株式会社(本社=東京都大田区)が、“新規(New
I nvestment)”部門では、コベルコ建機株式会社(本社=東京都品川区)が受賞した。両社とも、革新的でオランダ経済にポジティブな影響を与えたこと、持続可能性やオランダビジネス界でのインターアクション、地元社会への前向きな取り組みが評価の重要なポイントとなった。

 キヤノン社はすでに1968年、欧州での事業拠点としてオランダを選び、1982年にはその欧州本社(キヤノンヨーロッパN.V.)をアムステルダムに設立、現在も欧州の主要拠点としている。また2010年にはフェンロー(Venlo)にあるオランダ大手のオセ(Océ)社を、2012年にはデルフトディーアイ(Delft DI)社をキヤノングループに迎えるなど、キヤノンはオランダ国内最大かつ最重要の日本企業のひとつである。

 コベルコ建機は神戸製鋼所の建機部門で、その販売物流拠点として欧州子会社Kobelco Construction Machinery Europe B.V.を2013年6月アルメーレ(Almere)市に設立した。設立直後から事業拡大、雇用拡大等の意欲的な投資を進めていることが評価された。

 「出島賞」は、オランダに進出した日本企業を対象とする「出島オランダ賞」と、日本に進出したオランダ企業を対象とする「出島日本賞」を1年交代で選出するもので、在日オランダ商工会議所(NCCJ)、オランダ経済省企業誘致局(NFI A)、蘭日貿易連盟(DUJAT=Dutch & J apanese Trade Federation)が、2007年に定めた賞。名称は、400年以上の歴史を誇る日蘭両国間の貿易が長崎・出島から始まったことに由来している。 

過去の受賞は、“永年”部門で、富士フイルム(2007)、帝人(2009)、アステラス製薬(2011)が、“新規”部門では、日立建機(2007)、積水S- LEC(2009)、メニコン(2011)がそれぞれ受賞している。 現在オランダには、日本企業が700社以上進出(登記)しており、約3万2,000人の雇用がある。

(2013/12)
Source: DUJAT 
http://www.dujat.nl/