2012

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MOL商船三井
大規模コンテナターミナル 「ワールド・ゲートウェイ」 着工

商船三井(本社=東京都港区)は、ロッテルダム港で大型コンテナターミナルを建設する。総額12億ユーロ(約1,200億円)を投じて156万m2の施設をつくり、2014年後半の開業を目指す。混雑の激しい欧州最大の港湾で大型拠点を優先利用し、荷役業務を効率化する。

新ターミナルの名称は「ロッテルダム・ワールド・ゲートウェイ(Rotterdam World Gateway=RWG)」。商船三井のほか、ドバイのターミナル開発会社DPワールド、シンガポールのAPL、韓国の現代商船など計5社が参加し、商船三井は事業費の20%を出資する。

建設が進められているのは、ロッテルダム港の大規模拡張プロジェクトで誕生したマースフラクテ2エリア。そこに高規格で環境対応にも優れた最新鋭ターミナルが誕生する。

商船三井の11年度のアジア発欧州向け航路の売上高は、同社コンテナ船の売上高の3割強を占め、アジア発北米航路に次ぐ規模。欧州危機後の輸送量拡大も見据え先行投資する。

まず開発予定区画のうちほぼ7割の110万m2 で、6月に施設の建設を開始。全長約1,150mの岸壁に、長さ300m級の大型船が3隻着岸できるターミナルをつくる。コンテナの取扱量は年間235万TEUを見込む。残りの46万m2の着工時期は未定だが、1期工事と合わせた岸壁の長さは1,900mになる。

ロッテルダム港は貨物取扱量が欧州最大の港で、おもにアジアで生産された日用品や家電製品などが数多く届き、ドイツやフランス、ベルギーといった周辺国に陸送されている。アジア―欧州航路は輸送距離も長く、大型のコンテナ船が投入されることが多いため大型の港湾施設の利用度が高い。

 

(2012/06)
Source : MOL
http://www.mol.co.jp/