2012

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アステラス製薬
オフィスとラボの複合施設、オープン

12月3日、フランス・ウェーカース(Frans Weekers)オランダ財務副大臣、アステラス製薬株式会社(本社=東京都中央区)の畑中好彦社長、アステラスファーマ・グローバル・デベロップメン(Astellas Pharma Global Development)のスティーブ・ライダー(Steve R yder)社長、アステラスファーマ・ヨーロッパ(Astellas Pharma Europe)のケン・ジョーンズ(Ken Jones)社長、ライデン(Leiden)市のヘンリ・レンフェリンク(Henri Lenferink)市長、長嶺安政駐オランダ日本大使らが出席して、オランダ初となる、サステナブルなオフィスとラボの複合施設のオープンを祝った。この複合施設が、製薬会社世界トップ20に数えられ、研究開発型製薬会社として名高いアステラス製薬の新たな拠点である。


同社は、泌尿器疾患、移植分野における世界のカテゴリーリーダー(GCL)としての地位を維持すること、そして、がん分野でもGCLとなることを戦略的目標としている。事業展開の拡大と成長に伴う施設が必要となり、新しいオフィスビル(約11, 200m2)と研究所(約5, 60 0m 2)の建設が、2010 年、ライデン市のライデン・バイオサイエンス・パーク(Leiden BioScience Park)サイトで着工した。 

「オランダは、外資に対して魅力的な税環境を提供しており、革新的な事業には特別な優遇策もあります。ですから、私は今日、アステラス製薬がオランダを選んで欧州研究所を設立してくださったことを誇りに思っています」と、ウェーカース財務大臣は祝辞を述べた。 続いて、アステラスファーマBVのエリック・コーイマン(Erick Kooijman)ゼネラルマネジャーは、「オランダにはアステラス製薬の長い伝統と財産があります。この新しいオフィス・ラボ施設の完成は、アステラス製薬が、とも人々の命と生活に役立つ薬の開発をここから続けていく、という強いコミットメントの現れです」と述べた。

●ライデン・バイオサイエンス・パーク

 2010年5月、アステラス社は、アクセシビリティーの良さなど魅力的な条件を理由に、ライデン・バイオサイエンス・パーク内のサイトに移転することを発表した。立地条件だけでなく、隣接するライデン大学メディカルセンター(LUMC)の存在、ライデン大学による関連学科コースの提供、ライデン応用科学大学における研究学科コースの存在なども、大きな決め手となった。ライデン・バイオサイエンス・パークは、オランダ最大の、バイオサイエンス企業、研究機関のクラスターで、欧州のサイエンスパークのトップ5にランクインしている。

●持続可能な建築

このオフィス・ラボ施設は、そのコンテンポラリーなデザイン設計を特長とするもので、同時に、信頼性、コスト効率、持続可能性を実現している。BREEAM(世界で最も進んだ環境アセスメント方式)が、その設計を‘Good’と評価した、初めてのオフィス・ラボ複合施設で、建設段階でさらに‘Very Good’へと評価認証が上方修正されたことからも、そのサステナビリティーの高いレベルが示されている。ファサードは採光を最大に、かつ太陽光熱負荷による熱の侵入を最少にするように設計されている。熱エネルギー蓄熱システム、節水対策、照明の人感センサーと昼光補正、エネルギー高効率なエレベーター、断熱と粉じんや水の吸収に優れたセダム(植物)屋根など、サステナブルな手段の利点が設計に取り入れられている。

 

Source : Astellas Pharma Europe
(2012/12)
http://www.astellas.eu/