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2011

三菱航空機 欧州販売会社をアムステルダムに設立

三菱航空機は、開発を進める次世代リージョナルジェット機MRJ(Mitsubishi Regional Jet)の欧州地域での販売を加速すべく、オランダ王国アムステルダム市に三菱航空機100%出資の現地法人を設立し、5月1日より営業活動を開始する。

欧州は、米国に次ぐリージョナルジェットの巨大市場であり、顧客と時差のない場所に拠点を置くことで、これまで以上に密着した営業活動を展開する。また、欧州に加え、中東、アフリカ市場も担当地域として、地域内の潜在顧客との信頼関係の強化を図り、MRJのプレゼンスを高めながら新規受注に繋げていく。

世界のリージョナルジェット市場では、今後20年間に5,000機の需要が見込まれており、三菱航空機ではその約30%が欧州市場に潜在していると分析している。この大市場での活動をより効率的、且つ生産的なものにすべく、地域内各国へのアクセスの良さや大陸内での時差が無いことからオランダのアムステルダムが最適と判断した。事業範囲は、当面は販売活動、情報収集、広報活動を主とし、MRJブランドをこれまで以上に市場に浸透させていく。

駐日オランダ大使のフィリップ・ドゥ・ヘーア氏は以下のようにコメントしている。

「1600年4月19日、1隻のオランダ船リーフデ号が初めて日本に漂着したことから、オランダと日本との国交は始まりました。まもなく411年を迎えますが、このたびは日本からオランダへ、欧州三菱航空機株式会社が見事な着陸を果たされました。好対照をなすこの二つの歴史的な出来事ですが、どちらもビジネスと信頼に裏打ちされた長い友好関係の始まりとなるであろうことを、大変うれしく思います。」

三菱航空機社長の江川豪雄は以下のようにコメントしている。

「2008年11月の米国販売会社営業開始以来、米国においては顧客との関係強化に努め、昨年12月にはトランス・ステーツ・ホールディングス社と100機購入に関する正式契約を締結することができました。欧州地域でも、すでに多くの航空会社がMRJに強い関心を持たれています。この現地法人の開設が、欧州地域での正式受注獲得への大きなステップになることを期待しています。」

 

新会社の概要 

  • 社名:                               Mitsubishi Aircraft Corporation Europe B.V.
                                             (欧州三菱航空機株式会社)
  • 事業内容:                        欧州、中東、アフリカにおけるMRJ の受注営業・情報収集・広報活動
  • 営業開始日:         2011年5月1日 (予定)
  • 所在地:                            オランダ王国アムステルダム市
  • 資本金:                          50万ユーロ
  • 株主構成:                      三菱航空機株式会社100%出資
  • 代表取締役社長:          小島 章敬 (現:営業部 欧州担当課長)
  • 従業員数:                      4名 (事業開始時点)

 

三菱航空機株式会社について

三菱航空機株式会社は、世界最高レベルの運航経済性と客室快適性を兼ね備える70〜90席クラスの次世代リージョナルジェット機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」の設計、型式証明取得、資材調達、販売、カスタマー・サポートなどを担当する事業会社として2008年4月1日に事業を開始した。現在の資本金は1,000億円で、三菱重工、トヨタ自動車、三菱商事、住友商事、三井物産他数社が出資している。

 

出所:三菱航空機ニュースNo.17
http://www.mrj-japan.com/j/
(2011/4/4)