積水化学
オランダに新工場― ―合わせガラス補強用中間膜で
積水化学工業株式会社(本社=大阪市北区)は、合わせガラス補強用中間膜の生産拠点セキスイ・エスレック社(Sekisui S-Lec B.V.)を1997年にオランダ南部リンブルグ(Limburg)州ルールモント(Roermond)に新設、稼動しているが、このほど、その中間膜の原材料樹脂(PVB)を生産する拠点を同州シッタルド・ヘレーン(Sittard-Geleen)に2006年末稼動開始をめどに新設することとなった。
中間膜は自動車のフロントガラス、建築向けのガラスに使用される合わせガラス用の樹脂フィルムで、最近では、遮音や遮熱効果のある高機能品の需要が日欧米市場で急速に伸びている。世界市場は約1,000億円にのぼり、年率3%程度の成長を続けている。 自動車ガラス向け市場がその3分の2を占めるが、積水化学は、米ソルーシア、デュポンを抑え、世界の40%のシェアで、首位に立っている。
現在、積水化学は、オランダの中間膜工場(エスレック社)に対して、原料樹脂を日本から輸出しているが、新工場からの供給に切り替えることで、輸送費などのコストや、為替リスクを軽減することができ、コスト競争力を高めて安定した供給体制を整えることができるとしている。年間生産能力は12,000トン、投資額は約70億円。
積水化学は、1973年の発泡ポリエチレン製造のセキスイ・アルベオ社(Sekisui Alveo B.V.)進出以来、塩ビ製建材製造のエスロン社(Eslon B.V.)、合わせガラス用中間膜製造のセキスイ・エスレック社(Sekisui S-Lec B.V.)と、現在までに3社3生産拠点をルールモントに置いている。
http://www.sekisui.co.jp
http://www.s-lec.nl/
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ブリンクホルスト(L.J. Brinkhorst)副首相 兼経済相の積水化学(東京本社)訪問 2005.10.18 |
掲載日:2006/1
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