積水化学
発泡ポリエチレンの生産能力を倍増
積水化学工業株式会社(本社=大阪市北区)は、発泡ポリエチレンフォームの需要拡大に対応するため、 欧州における設備投資を積極的に実施、生産能力を約2倍に増強した。同社の発泡ポリエチレン事業は、海外6カ所に生産工場を有し、海外売上高200億円で世界のトップメーカーとして知られている。欧州では、オランダ「セキスイ・アルベオ(Sekisui Alveo B.V.)」と英国 の2つの生産拠点と、スイスの販売子会社で全欧州をカバーしている。同製品の主な用途は、断熱材を始めとする建築資材、自動車内装材などの工業成型資材、粘着テープ基材、靴インソール、玩具など消費財、スポーツ部材、パッキン材など多岐に亘るが、近年の車輛内装材のオレフィン化傾向が本格化するなど引合いが活発で、現在は製品を割当て出荷せざるを得ないほど供給が逼迫している状況。このため、欧州生産設備を拡大、2カ年で生産能力を2倍に増強することを決定した。投資額は、オランダ工場30.4億円、イギリス工場18.2億円で、総額48.6億円。生産能力は年間14,500トンとほぼ倍増となる。完成は、2001年2月の予定。欧州と合わせ、米国、オーストラリア、タイの生産増強も進行中で、現在約160億円の海外売上高を、約240億円まで引き上げたいとしている。
出所:オランダ産業投資ニュース 69号/2000.7
|