積水化成品
自動車部材・IT機器梱包材用発泡体生販拠点をアルメロ市に設立
積水化成品工業は去る6月、ポリエチレン・ポリスチレン複合樹脂発泡体の生産販売拠点として、同社初の欧州拠点セキスイ・プラスチックス・ヨーロッパ社(Sekisui Plastics Europe B.V.)をオランダ東部アルメロ(Almelo)市に設立した。
ポリエチレン・ポリスチレン複合樹脂発泡体は、軽量であることと、その衝撃吸収性能が高く評価され、自動車部材およびIT機器や大型TV向け梱包材としての需要が海外でも飛躍的に伸びている。
同社が欧州初の拠点にオランダを選んだ理由には、オランダが欧州の中心に位置し、物流基盤が整備され陸海空の物流ハブ基地として機能していること、自動車メーカーやIT関連メーカーの工場所在地へのアクセスに便利であること、などが挙げられる。
アルメロ市は、ロッテルダム港やスキポール空港からドイツ、東ヨーロッパを結ぶ高速道路に隣接し、直接の客先となる成型メーカーへの供給にも優れた立地条件を誇る。日本企業初の工場進出として地元自治体などの全面的なバックアップが得られることも同市を選んだ大きな要因の一つである。
日本、アジア、米国に続き、欧州でも、自動車EA材(乗員下肢部保護用衝撃エネルギー吸収材)、フロアスペーサー、バンパーコア材などの自動車用途のほかパソコンや大型薄型テレビの梱包材などIT家電用途への利用拡大を積極的に推進する。
アルメロ市の約1.5ヘクタールの土地に工場を建設し、来年夏頃には操業開始の予定。同工場は、台湾、中国、アメリカに次ぐ4番目の海外生産拠点。
http://www.sekisuiplastics.co.jp/
右から小野惠造積水化成品工業社長、 クニップ・アルメロ市長、 小町恭士在オランダ日本大使 |
掲載日:2007/8
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