リコー
欧州物流拠点をオランダに集約
株式会社リコー(本社=東京都港区)は、2001年4月をメドに、現在5カ所に置かれている欧州の物流拠点をオランダ1カ所に集約することを決定した。
同社は、全社レベルでSCM(サプライ・チェーン・マネジメント)を導入し、物流の構造改革を進めており、欧州の計画もその一環である。現在、製品は工場から英国、ドイツ、フランス、イタリア、オランダの5カ所に供給され、各国ごとに在庫を持っているが、これをオランダに集中在庫して各国の在庫を大幅に縮小する。さらに、物流情報もオランダの欧州本社で集中管理すると共に、SCMを導入して経営の効率化を進める。
この背景には、顧客ニーズの多様化に伴い、商品ライフの短縮化、多品種少量生産化が進んだこと、さらにはキャッシュフローの重視、インターネットなど情報技術活用の領域が急速に拡大したことが挙げられる。また、集約にあたって、オランダが選ばれた理由としては、欧州向け貨物の荷揚げ地ロッテルダム港の存在、さらには大量消費国ドイツ、フランスへの物流網の充実を挙げている。
出所:オランダ産業投資ニュース 70号/2000.12
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