オリエンタル酵母工業
ユトレヒトに事務所開設
オリエンタル酵母工業は去る6月、同社の米国子会社OYCインターナショナルの駐在員事務所をユトレヒト市郊外ニューウェヘイン(Nieuwegein)に開設した。
オランダのアムステルダムスキポール空港はOYCインターナショナルがあるボストンおよび日本からの直行便があり、欧州のハブ空港として欧州各地への足の便が良いことに加え、英語が広く通用することや、柔軟な税制、生活環境が整っていることなどから、アムステルダムに近いユトレヒトが選ばれた。ユトレヒト大学に実験用遺伝子改変動物分野の権威である教授が存在することもユトレヒトを選んだ理由のひとつに挙げられる。
オリエンタル酵母工業は、「酵母」を事業の原点として、食品・飼料・バイオの3分野に事業展開して75年の歴史を歩んできた。食品は、トップシェアのパン用イーストを始め、製パン改良剤や発酵種、更にはパン用フィリングやトッピング素材としてのフラワーペースト類、マヨネーズ、総菜など、製パン製菓業界向けに各種食品素材を供給し、飼料はマス、アユなどの養魚用飼料や実験動物用飼料を供給している。
バイオは、酵母培養技術をベースとしたバイオテク分野で診断薬原料を供給するほか、遺伝子改変動物の作出や実験用動物の受託飼育、安全性や薬理・薬効の前臨床試験などバイオ研究支援受託ビジネスを幅広く展開している。
欧州事務所は当面、診断薬原料の欧州市場での拡販に努めるほか、欧州のサプリメントの市場調査やアグリフードなどの新商品の開拓、また、ワーヘニンゲン大学などと機能性食品成分の分野などでの情報交換を図る予定。
将来的には、診断用試薬などで、東欧を含めた欧州市場での営業強化につなげたい意向。また、日清製粉グループの一員として、グループ各社の欧州拠点との連携も深めていく。
http://www.oyc.co.jp/index.htm
掲載日:2004/12
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