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ニコン
事業再編に伴い、欧州を統合する持株会社を設立

株式会社ニコン(本社=東京都千代田区)は、1999年10月カンパニー制を導入、事業の一貫体制の徹底を進めてきたが、欧州においてもEU統合に対応した事業の再編を図り、このほどその集大成として、オランダに欧州を統合する持株会社を設立した。
新会社は「ニコンホールディングユーロッパ(Nikon Holdings Europe B.V.)」、アムステルダムに本社を置き、2000年10月より業務を開始した。

同社は1961年、初の欧州拠点としてスイスに、次いで1968年オランダに進出を果たして以来、順調に欧州展開を実施してきたが、そのつど必要に応じて拡大を図ってきただけに資本系列もバラバラで複雑となっていた。こうした欧州体制の整理統合はかねてからの課題であったが、このほどのカンパニー制の導入、欧州統合の進展を機に、全体組織と資本の整理統合を果たした。

新たな欧州体制は、ドイツ(半導体事業の中心)、オランダ(カメラ事業の中心)、イギリス、フランス、スイス、スェーデン、チェコ、ハンガリー、イタリアの9カ国、10社、従業員数約750人。その持株会社として「ニコン・ホールディング・ヨーロッパ」を置いた。

新会社は単なる金融持株会社にとどまらない。

1. 欧州における資金の集中的調達・管理・運用、 2. カンパニーに属さない新規事業の欧州域内でのコーディネート、 3. IR活動を含む広報活動、 4. ブランド保護などの法務関連業務などにあたる。その立地としては、金融面からロンドンも候補地として検討されたが、事業の中心がオランダにあること、物流、税制など多くの点で優位と判断され、オランダが選ばれた。

現在、同社の欧州での売上比率は約20%であるが、欧州市場はまだまだ伸びる可能性を秘めており、販売活動のみならず、さらに多様な展開を図っていきたいとしている。

出所:オランダ産業投資ニュース 70号/2000.12   


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