NEC三菱電機ビジュアルシステムズ
コンピュータ用ディスプレイの欧州物流拠点設立
NECと三菱電機が2000年1月、共同出資で設立したコンピュータ用ディスプレイの専業メーカー「NEC三菱電機ビジュアルシステムズ株式会社(本社=東京都港区)」は、欧州における販売拠点を確立し、業務を開始するとともに、オランダ・ザーンダムに物流拠点を設立した。
コンピュータ用ディスプレイは、ITの発展とともに市場が拡大しているが、台湾、韓国などの追い上げで競争は激化してきていた。そこで、LCDに強いNECとブラウン管でリードする三菱電機、両者の思惑が合致し、競争力強化のための専業新会社設立にいたったもの。国内の営業開始に続き、本年7月には欧州、米国の業務を開始した。
欧州においては、欧州本社「NEC-MITSUBISHI ELECTRONICS DISPLAY EUROPE
GmbH」をドイツ・ミュンヘンに置き、ロンドン、パリ、ミュンヘン3カ所に販売拠点を、オランダ・ザーンダムに物流拠点を設立した。
整備された物流インフラ、税制上のメリットが評価され、当初から物流拠点はオランダが指定され、スキポール空港、ロッテルダム港にも近いザーンダム(Zaandam)が選ばれた。6,000m2の集中倉庫で全欧州をカバーする。立ち上げは順調で、軌道にのり次第、SCMなど物流の効率化にも取り組んでいきたいとしている。
同社の2000年度の売上高は2,000億円を目指しており、欧州では25%を見込んでいる。さらに、5年以内には1,000万台、世界シェア3位以内を達成したいとしている。
出所:オランダ産業投資ニュース 70号/2000.12
|