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協和化学
生産能力倍増へ

無機ファインケミカルの大手メーカー、協和化学工業株式会社(本社=香川県高松市)のオランダ工場「キスマ・ケミカルズ(Kisuma Chemicals B.V.)」はこのほど、生産能力倍増のための拡張工事を完了した。

協和化学は、医薬品原料、各種合成樹脂の安定剤など、無機化学品の専業メーカー。キスマ・ケミカルズB.V.は、オランダ北部フローニンゲン(Groningen)州のフェーンダム(Veendam)市に1999年、工場をオープン。合成樹脂用安定剤ハイドロタルサイト、および合成樹脂用難燃剤の水酸化マグネシウムの製造を行ってきた。これらの製品は、脱鉛、脱カドミウム、脱塩ビなど、環境問題の観点から大きな注目を集めているもの。

とくにハイドロタルサイトは、世界的な需要拡大で供給が逼迫していたため、生産能力を倍増、拡張し、需要に対応することとしたもの。約700万ユーロ(約9億5,000万円)を投じて、第1期拡張工事を進めていたが、7月末に完了した。これにより、これまでの年産5,000トンから、9,000〜10,000トン規模に増強される。なお、欧州での市場の動きから、同社では、早晩、第2期拡張工事を実施する計画であるとしている。

http://www.kyowa-chem.co.jp

出所:産業投資ニュース 76号/2003.8.26   


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