HOYA
ビジョンケアカンパニーの世界戦略拠点日本からオランダに移転
メガネやコンタクトをはじめ、半導体製造用フォトマスクなどのエレクトロニクス製品、カメラ・プロジェクター用レンズからクリスタルガラス製品まで幅広い事業を展開するHOYA株式会社(本社=東京都新宿区)はこのたび、眼鏡レンズ事業部門であるビジョンケアカンパニーの世界戦略拠点を、日本からオランダに移転した。
眼鏡レンズ、白内障手術用眼内レンズ、コンタクトレンズなどのアイケア製品のうち、眼鏡レンズを扱うビジョンケアカンパニーは、売上が約950億円、HOYAの総売上の約30%を占める。
社会の高齢化に伴い、眼鏡レンズの需要は日本のみならず、欧米でも増大している。とくに、境目のない遠近両用レンズの市場は、今後の成長が見込まれる。欧州はレンズ技術に優れた競合メーカーが多く、消費者も付加価値の高いメガネを求める傾向がある。日本では45%のシェアを誇る同社だが、欧州はまだ10%台であるなど、欧米ではまだまだ市場開拓の余地があるため、消費者が高級レンズを受け入れやすい素地のある欧州をベースに、世界的な視野に立った販売戦略を練る。
欧州にはすでに、欧州地域のエリア持株会社であるとともにグループの財務部門であるHOYAホールディングス社(HOYA Holdings N.V.)がオランダにあり、同地域の売上の大部分を占めるビジョンケアカンパニーの欧州統括会社としても機能しているほか、イギリス、ドイツ、イタリアなどの主要各国に眼鏡レンズの販売子会社があり、注文に応じてレンズの研磨、着色、コーティングなどの加工を行っている。
世界戦略拠点を移転するにあたりオランダが選ばれたのは、オランダにはすでに眼鏡レンズビジネスの欧州本社があったこと、欧州での中立的な立場、国民の国際性と多言語能力、税制面での優位性、などが総合的に判断されたもの。
http://www.hoya.co.jp
掲載日:2006/2
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