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日立建機
アムステルダムに新工場建設

建設機械の大手メーカー、日立建機株式会社(本社=東京都文京区)は、土木建設機械の新工場をアムステルダムに建設することを決定した。

同社はすでに1972年、現地法人「ヒタチ・コンストラクション・マシナリー(ヨーロッパ)Hitachi Construction Machinery (Europe)B.V.」を設立、小型建設機械ミニショベルの生産をオーステルハウト(Oosterhout)で行ってきたが、このほどイタリア工場の合弁解消に伴い、新たな欧州生産拠点としてアムステルダム港湾地区に工場建設を決めたもの。新工場では、当面10〜45トンクラスの油圧ショベルの生産にあたるが、近い将来、もうひとつの主力製品であるホイールローダーの生産も計画している。これにより、欧州での生産拠点はオランダに集約されることになる。

新たな生産拠点にアムステルダムを選択したのは、まず第一に物流のメリットが挙げられる。工場では、アーム部分の現地生産の他は日本およびEU各国から輸送された部品のアセンブリー(組み立て)が主体となるため、整った港湾設備が欠かせない。さらに、トレーラーによる陸送、発達した内陸水運など、物流面でオランダの立地が魅力的であった。また、コスト面での生産性の問題、すでに30年近く現地で活動してきた組織や経験もオランダを選択するキメ手となった。

新工場は、敷地面積18ヘクタール、建屋面積33,000u。2002年7月にはデモおよびトレーニング・センターをオープンし、2002年10月には稼動開始の予定。当面は、従業員150名、年間生産台数1,700台規模でスタートするが、最終的には従業員250名、年間生産台数3,500台とする計画。総投資額は1億ユーロ(約110億円)。オーステルハウトの成功の経験からも、日本からの出向はできるだけ少なくし、現地化に努めたいとしている。

出所:オランダ産業投資ニュース 72号/2001.10   


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