2007年「出島オランダ」賞
富士フイルム、日立建機が受賞
2007年「出島オランダ賞」(永年優秀日本企業賞)には、富士フイルムのティルブルグ(Tilburg)工場(FUJIFILM Manufacturing B.V.)が、また、同じく「出島オランダ賞」(優秀日本企業新人賞)には、日立建機のアムステルダム工場(Hitachi Construction Machinery (Europe) N.V.)が選ばれた。
授賞式は去る2007年12月6日行われ、ファン・デル・デル・フーヴェン(M. van der Hoeven)経済相が、富士フイルム(ティルブルグ)の中嶋成博社長、日立建機(アムステルダム)の田部井三浩社長に、「出島オランダ賞」を手渡した。
「出島オランダ賞」は、オランダにおける日本企業の貢献に感謝し、またオランダ進出の重要度をさらに深く認知させるものとしてオランダ経済省と蘭日貿易連盟が後援しており、日蘭の長い交流の歴史の起点として記憶される長崎の出島に因んで、創設されたもの。選考委員会には、ファン・ローイ(Yvonne van Rooij)元外国貿易大臣、ドッペル(Jan Dopper)蘭日貿易連盟DUJAT会長、プレス(Bas Pulles)オランダ経済省企業誘致局長、フェルベーク(Marc Verbeek)日本国名誉総領事らが名を連ねている。
1982年にティルブルグで現地生産の第一歩を印して以来20年以上の富士フイルムは、フィルム市場の劇的な変化にも対応し、R&Dやライフサイエンス部門の強化など代表的な優良企業であり続けていることによる「永年」部門で、また日立建機は2002年の進出以来すでに500人を擁する(近くさらに200人増員予定)など、着実かつ急速な発展を見せている「新規進出」部門で、「出島オランダ賞」初の受賞となった。両社ともに、オランダ経済への貢献と革新的な企業姿勢、また、オランダ民間部門との社会的関連などが受賞理由となっている。
授賞式スピーチの中でファン・デル・フーヴェン経済相は、日蘭両国の長い交流の歴史と経済関係の重要さに触れ、その400年の歴史に基づき、現在400社以上の日本企業がオランダに深く根づいて活動しており、総売上げ120億ユーロ、2万4,000人を直接雇用するなど、オランダ経済に多大な貢献となっていること、日本の対外直接投資先としてオランダが世界第3位であること、さらにオランダが選ばれる理由の一つには政治的・文化的な相互理解があると述べ、日本企業のオランダでの活躍を称えた。
右から、ファン・ローイ元外国貿易相、田部井オランダ日立建機社長、ファン・デル・フーヴェン経済相、中嶋オランダ富士フイルム社長、長谷川在蘭日本商工会議所会頭
出所:Ministry of Economic Affairs news item on ez.nl
掲載日:,7 December 2007 (2008/2)
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