AEO(認可事業者)制度の導入
EUは先ごろ、輸入者、輸出者、物流業者、そのほか国境を越えて移動するモノの動きに関与する企業、そのすべてに関わる安全対策として、関税安全保証プログラム(Customs Security Program=CPS)の導入を決めた。CPS規則は、国際的なサプライチェーンの安全を保証し、かつEU加盟国とその市場を保護することを目的としている。米国ですでに導入された、テロ対策のための輸入貨物に対する産官協同プログラム(C-TPAT)と同様、貿易の安全性確保のための世界的な動きの一環である。
このCPSに基づき、EUの税関当局は、2008年1月1日から、適格会社に対してAEO(Authorized Economic Operator)資格を与えることができるようになる。AEO取得企業(認可業者)はこれにより、必要な書類手続きが簡素化されるなど、利便性が生じる。
AEO取得企業(認可業者)は、通関の迅速化などさまざまな効率アップという優位性を得ることができ、逆にAEOを取得しないと、輸入者や物流業者だけでなく、国際的な物品の流れに関わるすべての企業に対して深刻な悪影響を与える可能性があるとされている。
掲載日:2007/3
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