ルッテ新内閣、発足

2006年から2010年の第4次まで続いたバルケネンデ(Balkenende)政権に続いて、2 010 年10月14 日、
デン・ハーグでベアトリクス女王の承認を受けて発足したのは、ルッテ氏率いる新内閣。6月の総選挙の結果を受けて、組閣が進められていたもので、キリスト教民主同盟(CDA)と自由民主党(V VD)の中道右派2党から成る連立内閣となった。自由党(P V V)が閣外協力する。V VDとCDAからそれぞれ大臣6名、副大臣4名を出
し、閣僚数をこれまでの27名から20名に減少させて小さな政府を実現する。

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新首相のマルク・ルッテ(Mark Rutte)氏は43歳。政界入りする前は大手企業の人事関係管理職。その後、保守層や企業関係者が支持基盤となっている自由民主党で4年間党首を務めた。総選挙では、若さと清新なイメージでアピールし、新政権下で財政引き締めと小さな政府づくりに挑む。

ⓒELI

 

省庁再編による大規模改革

閣僚数縮小とともに、省庁も統合、再編され、これまでの13省から11省へと減少した。

れまでの経済省と農業・自然・食品安全省が統合され、新たに「経済・農業・イノベーション省」となった。統合によるスリム化と効率アップで、シナジー効果や新機動力が期待されている。また、これまでの交通・公共事業・水利省と住宅・土地利用計画・環境省が統合され、新たに「社会基盤・環境省」に。移民政策・難民保護の担当大臣が内務省所属となる。これらにより、閣僚数20とした。

11省

● 経済・農業・イノベーション省 Ministry of Economic Affairs, Agriculture and Innovation
● 防衛省 Ministry of Defense
● 教育・文化・科学省 Ministry of Education, Culture and Science
● 財務省 Ministry of Finance
● 外務省 Ministry of Foreign Affairs
● 総務省 Ministry of General Affairs
● 健康・福祉・スポーツ省 Ministry of Health, Welfare and Sport
● 社会基盤・環境省 Ministry of Infrastructure and the Environment
● 法務省 Ministry of Security and Justice
● 社会雇用省 Ministry of Social Affairs and Employment
● 内務・王室省 Ministry of the Interior and Kingdom Relations
  (含む、移民・難民政策担当大臣、住宅政策室と政府所管建造物管理庁)

 

 (2010/12)