アムステルダム市立美術館、リニューアル・オープン
新館部分にはテイジン提供の先端材料

数年に亘って改修工事を行っていたモダンアートの殿堂、アムステルダム市立美術館(Stedelijk Museum)が、9月23日にリニューアル・オープンする。


 1895年に建てられたオリジナルの建物はその良さを活かしつつ改装が行われ、所蔵するモダン&コンテンポラリーアートの豊富なコレクションの常設展スペースとしてリニューアルされた。その1階部分には、ゴッホ、カンディンスキー、シャガール、マティス、モンドリアンなど1870年代から1960年代の作品に加えて、1900年以降の産業デザイン、グラフィックデザイン、美術工芸品のスペースとしてリートフェルトなどデ・スタイル派の作品が展示される予定。2階は、アンディ・ウォーホルなど1960年代以降現在までの作品が中心となる。

 ベンセム・クロウエル建築事務所の設計で増築された新館は、約1万uの展示スペースを誇り、おもに企画展に使われる。1895年建造のオリジナル部分とは全く異なるテイストの建物で、新旧が見事な調和を見せている。


テイジン・グループによる大きな貢献


 テイジン・トワロンB.V(. Teijin Twaron B.V. 本社=オランダ・アーネム市)がアムステルダム市立美術館の新館正面およびキャノピー(天蓋)の建設費用として総額約200万ユーロ(約3億円)を寄贈し、その一環として、当該の箇所にテイジン・トワロンが生産するパラ系アラミド繊維「トワロン®」とトーホー・テナックス・ヨーロッパ(Toho Tenax Europe GmbH)が生産する炭素繊維「テナックス®」の複合材料が使用された。強度に優れ、温度が変動しても膨張・収縮せず、シームレスな表面を作れるこの複合材料が使用された面積は、約3,000u。日本企業の最先端技術が、アムステルダムのミュージアム広場(Museumplein)に新しく仲間入りする先進デザインの建物に使用されている。

 

 Source:Netherlands Board of Tourism and Conventions(2012/06)
http://www.hollandflanders.jp/
アムステルダム市立美術館(ステデライクミュージアム) http://www.stedelijk.nl/
http://www.teijin.co.jp/

 

アムステルダム市立美術館提供の関連動画(英語)