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信越化学工業株式会社(本社=東京都千代田区)は、1989年、シリコーン事業部門初の欧州拠点として、「シンエツ・シリコーンズ・ヨーロッパ(Shin-Etsu Silicones Europe B.V.)」を設立、オランダ中部フレボランド州アルメーレ(Almere)に工場を建設して生産を開始した。これは当時、折りからの貿易摩擦に伴って起こったローカル・コンテンツ(現地部品調達比率)問題の要請に応えるもので、ユーザーである自動車メーカーや電機・電子機器メーカーから欧州での現地生産・供給が望まれていた。オランダには、同社の子会社である信越ポリマーがすでに生産工場を稼動させており、ノウハウを得ていたこと、物流インフラが十分であること、さらにはオランダ経済省をはじめ現地の熱心な支援が得られたことから進出を決定した。以来10年余、同社の事業はすっかり現地に浸透して、順調に生産を続けている。
また同社は、シリコーン事業と並ぶ基幹事業である塩ビ事業でもグローバル化を推進している。1999年には、シェル・ケミカルズ(Shell Chemicals)社とアクゾ・ノーベル(Akzo Nobel)社とのジョイント・ベンチャーであったオランダ・ロッテルダムのロビン(Robin)社を買収、塩化ビニルの欧州生産を一気に拡大した。買収後は「シンエツPVC (Shin-Etsu PVC B.V.)」と「シンエツVCM (Shin-Etsu VCM B.V.)」として、それぞれモノマーとポリマーの生産で順調な操業を続けている。
この2社工場の生産能力は、塩ビ・モノマーで年産50万トン、塩ビ・ポリマーで年産40万トン。これにより、信越グループの塩ビポリマーの年間生産能力は、2001年末には欧州60万トン、日本55万トン、米国204万トンと、合わせて319万トンとなり、日・米・欧の3極生産体制を確立するとともに、世界最大の塩ビ・メーカーとしての座を揺るぎないものとした。
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Shin-Etsu Silicones Europe B.V. |
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Shin-Etsu PVC B.V. / Shin-Etsu VCM B.V. |
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所在地 |
Building Noorderheave, Nooderweg 68, 1221 AB, Hilversum |
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設立 |
1999年12月 |
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従業員 |
非公表 |
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業務内容 |
塩化ビニルの製造・販売 |
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