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積水化学工業株式会社(本社=大阪市北区)は、オランダ南部リンブルフ州ルールモント(Roermond)に3つの生産拠点を持つ。発泡ポリエチレン製造のセキスイ・アルベオ社、塩ビ製建材製造のエスロン社、合わせガラス用中間膜製造のセキスイ・エスレック社の3社である。
1973年、同州での日本企業進出第1号となった同社は、オランダを生産拠点として選んだ理由として、オランダ政府・州自治体の熱心な誘致活動、英語圏ともいえるほどの英語の普及度、労働力の質の高さと勤勉さ、さらには欧州における同社の販売拠点ドイツ・デュセルドルフに近いことなどを挙げている。
同社の海外事業政策の基本は、徹底した現地化の推進にある。品質管理や生産効率など日本的経営の長所を十分理解した人材を育成し、トップ以下すべてを現地に任せるというもの。例えば、問題点の発見、その原因の究明、改善策の考案をグループで行う日本型「改善システム」は、オランダ人社長にも受け継がれ、「カイゼン・スタッフ」がリーダーとなって成果を挙げている。同社では「オランダの従業員の定着率や勤務状況はきわめてよく、会社の方針にも非常に協力的である」と従業員の質を高く評価している。日本人社長の後を継いだセキスイ・アルベオ社ファン・エバイク社長は、「従業員を尊重するという日本企業の経営風土の素晴らしさを再確認した。ただ、それをそのまま持ち込んでも、うまくは行かない。個人主義が優先する欧州の国民性と文化とを十分理解することが必要だ」という。
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Sekisui Alveo B.V. |
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所在地 |
Montageweg 6, 6045 JA, Roermond |
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設立 |
1973年11月 |
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従業員 |
230名 |
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業務内容 |
発泡ポリエチレンの製造 |
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Eslon B.V. |
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所在地 |
Metaalweg 7, 6045 JB, Roermond |
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設立 |
1974年9月 |
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従業員 |
60名 |
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業務内容 |
塩ビ製品の製造 |
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Sekisui S-Lec B.V. |
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