

株式会社リコー(本社=東京都港区)は、英・仏に工場を、東欧を含めて欧州全域に12の販売会社を、さらにそれらを統括する欧州本社をオランダに置き、生産・販売の緊密な欧州体制を整備してきた。そして次なる課題として、物流コストの削減、効率化に取り組んだ。
1998年9月、スキポール空港のビジネスパーク(Schiphol-Rijk) に、10万点のサービス部品を在庫可能な最新の「欧州サービスパーツセンター(ESPC)」を建設、ここに欧州全域の物流を集約することにより、販社の無在庫化を実現した。同センターの開設により、従来数日を要していた部品供給は、半径800km内(ベネルクス
、ドイツ、英国、フランスなど)の販売会社のディーラーには24時間以内に、またカスタマーエンジニア(CE)には夜間直接サービスカーに配送、翌朝には顧客に部品を持って訪問することが可能となった。
オランダを欧州展開の拠点としたことについて、「欧州最大のロッテルダム港を擁すること、欧州の中心という地理的条件、英語圏ともいえるコトバの問題などが挙げられますが、物流のインフラが決め手です。また政府のサポートや、物流には不可欠の通信のインフラが整備されていることも見逃せません」とのことである。
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Ricoh Europe B.V. |
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