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OMRON
オムロン

生産工場、物流センター、R&D、欧州本社をオランダに集約

オムロン株式会社(本社=京都市下京区)は、日・米・欧・アジア、世界4極体制の構築にあたって、欧州の拠点をオランダに定めた。 1988年、ホーフトドルプ(Hoofddorp)に欧州統括本社を設立、生産拠点の選定を急いだ。オランダ南部ノルドブラバント州デンボス('s-Hertogenbosch)に工場を建設、1990年に生産を開始した。

しかし、その過程は必ずしも平坦なものばかりではなかった。生産の現地化にあたって、従業員のコミュニケーション、理解が重要なテーマとなった。徹底した討論を繰り返して、文化、習慣の違いを乗り越えていった。「オランダ人従業員はいったん納得したら素晴らしい力を発揮してくれます。物事の進め方が論理的で、コンピュータの使いこなし方も大変なもの」と、初代社長藤原氏はいう。今では、「Seiri Seiton(整理整頓)」など日本語そのままの「5S運動」や従業員の提案活動「アイデアシート」などが導入されて大きな成果を上げている。

生産工場が順調に立ち上がった後、1992年にはテクニカルセンターを設立。欧州内のローカルニーズの取り込みを目的として、FAのハード・ソフトの開発にあたっている。現地に根を下ろした企業としてのイメージづくりに貴重な存在となっている。

続いて1993年には、欧州ロジスティクスセンターを開設、欧州内のすべての物流拠点とした。EU統合に符合した物流の合理化を達成し、在庫の削減、物流コストの低減に大きく寄与している。この結果同社は、欧州本社、メイン工場、R&Dセンター、物流センターと、主要な機能をすべてオランダに集約したことになる。

OMRON Manufacturing of the Netherlands B.V.
所在地 Zilverenberg 2, 5234 GM, Den Bosch
設立 1990年4月
従業員 450名 (オランダ全体)
業務内容 制御機器の製造
URL http://www.omron.co.jp/

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