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三菱自動車/ネッドカー

ネッドカーを完全子会社にし、生産・販売・サービスの一貫体制を確立

1991年、大きな期待を担って誕生した「ネザーランズ・カー(NETHERLANDS CAR B.V.(略称=ネッドカーNedCar)は、1995年に量産を開始、折りからの好調な欧州経済にも支えられて、順調に生産を伸ばしてきた。

この間、当初からのシナリオのとおり、1999年にはオランダ政府が株主を抜け、2001年3月にはボルボの株式を三菱自動車が買い取り、ネッドカーは三菱自動車の100%子会社となった。 同社の工場は、オランダ南部リンブルグ州ボルン(Born)に、敷地面積約86万m2、建屋面積30万m2、従業員数約5,250名。小型乗用車「カリスマ」に加え、1998年にはファミリーユースのレジャー車「スペーススター」を投入し、工場の増強を果たした。2004年まで続けられるボルボ・ブランド車を含め、現在の生産能力は、年産28万台。

ネッドカーは、オランダ(政府)、日本(三菱)、スウェーデン(ボルボ)の3ヵ国の人々の協力と協調による、「世界でも類を見ないユニークなプロジェクト」として注目され、それぞれのメリット最大に活かそうという合い言葉のもと、順調なスタートをきった。完全子会社となった現在は、世界的な経済の停滞や自動車業界のいっそうの競争激化もあって、心機一転して第二のスタートを迎えている。

「現在の最大の課題は、いっそうの生産性の向上です。今後排気ガス規制など環境規制はさらに厳しくなるでしょうし、小型化、省エネ化のニーズも強くなるでしょう。しかし、同時にコストダウンの要請もますます強くなる。したがって、固定人員の縮小、経費の削減が避けて通れない。いかに生産性を上げるかがポイントでしょう。」

一方、同社は、ネッドカーの生産開始に呼応して、欧州統括会社「MITSUBISHI MOTORS EUROPE B.V.(略称MME)」と、販売・サービス会社「MITSUBISHI MOTOR SALES EUROPE B.V.(略称MMSE)」をオランダに置き、さらに欧州全域に部品・用品を供給する「欧州部品センター」をボルンのネッドカー隣接地に開設した。これにより、オランダを中心に、欧州における生産・販売・サービスの一貫体制が確立した。オランダが、同社の世界戦略の一翼を担う重要なキーストーンであることは間違いない。

NETHERLANDS CAR B.V. (NedCar)
所在地 Dr. Hub van Doorneweg 1, 6121 RD, Born
設立 1991年12月
従業員 5,253名 (2000年12月現在)
業務内容 乗用車の生産
URL http://www.mitsubishi-motors.co.jp/japan/

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